ITEM FAQ商品に関するよくあるご質問

成分についてのFAQ

鶏卵幹細胞(EGG B.P. Cell)は、鶏の受精卵から抽出・培養して得られる多能性幹細胞由来の成分です。
受精卵が細胞分裂を始めて3分割目(8細胞)の段階で取り出した胚性幹細胞を培養し、その過程で分泌される「エクソソーム(信号物質)」を化粧品に応用しています。
EGG B.P. Cellにはエクソソーム(信号物質)が含まれており、肌のターンオーバーや再生を促す信号を送ることで、ハリや弾力をサポートする次世代美容成分として注目されています。

本来最も効果的とされるのはヒト由来の胚性幹細胞ですが、胎盤から培養するものであるため、倫理的・供給的な課題があります。
そこで、安定的かつ安全に使用できる成分として鶏卵が選ばれました。
抽出されるのは卵そのものではなく培養液中の成分であるため、卵アレルギーの心配もありません。
国際的にもINCIに登録され、COSMOPROFでBEST AWARDを受賞するなど高い評価を受けています。

詳しくは、以下のコラムをご参照ください。
▶︎ 肌のターンオーバーとは?老化との関係と仕組みを解説
▶︎ 幹細胞と美容医療の関係とは?成分と仕組みをやさしく解説
▶︎ 幹細胞と化粧品の関係とは?由来別の特徴と選び方を解説
▶︎ 【成分解説】鶏卵幹細胞(EGG B.P Cell)とは?美容業界注目の胚性幹細胞成分

鶏の受精卵が孵化するまでの日数が、人の肌のターンオーバー周期(約28日)に近い点から肌再生との親和性が高いとされています。
また、細胞が8分裂までの「胚性幹細胞」は分化先が決まっていない細胞のため、そのエクソソームであることが、肌のアプローチには重要です。ヒト由来の胚性幹細胞を使用することが理論上は最有力ではありますが、受精後の胎盤からの採取となるため倫理的には課題があります。

そのため、鶏卵幹細胞を安全性・有効性・供給性を兼ね備えた次世代成分として採用しています。

卵アレルギーの原因は卵白や卵黄に含まれる特定のタンパク質です。
鶏卵幹細胞(EGG B.P. Cell)は受精卵を培養した際に分泌される「エクソソーム(信号物質)」を抽出したもので、卵アレルゲンとは異なります。
そのため、通常の卵アレルギーの方が反応する可能性は大変極めて低いとされます。
ただし体質には個人差があるため、不安がある場合は医師にご相談ください。

鶏卵幹細胞(EGG B.P. CELL)を含む商品の場合、ご使用開始後に一時的にニキビや赤みが出ることがあります。
これは鶏卵幹細胞(EGG B.P. CELL)由来のエクソソーム(信号因子)が肌のターンオーバーを整える働きをサポートし、その過程で肌内部に眠っていたトラブルが表面化する場合があるためです。
肌に不要なものを抱えたまま年齢を重ねるよりも、一度表面化させて正常なサイクルに整えていくことが、健やかな肌づくりにつながると考えられています。

多くは一時的な現象ですが、症状が長く続く場合は使用を中止し、専門医へご相談ください。

鶏卵幹細胞(EGG B.P. CELL)は、日本の化粧品ではまだほとんど使用されていない成分です。
そのため、初めて多く取り入れた場合に、肌が敏感に反応し、一時的に赤みやかゆみが出ることがあります。
特にアレルギーをお持ちの方や敏感肌の方は、新しい成分に対して強く反応するケースも見られます。

ご自身で敏感肌だと感じる方は、まずはオイルソープなど刺激の少ないアイテムから順にお試しいただき、ビューティーセットをご使用の際にはパッチテストを行ってからご使用いただくことをおすすめします。

オバコの商品に使用している植物エキスや天然オイルは、ベンゼンなどの化学薬品は一切使用せず、水や植物由来の成分など、天然由来の原料を用いて抽出しています。
安心してご使用いただけるよう、安全性と品質に配慮した方法で成分を取り入れております。